40代会社員の単身赴任生活

人生の折り返し点、シフトチェンジについて考える

カンフル剤としてのビジネス書

あまり意識高くなくて、かと言って、低すぎもしない
インテリではない、ふつうの会社員の人なら、
きっと同じなんじゃないかなとか勝手に思っている。

今回のメンタルを病んでしまった一件の以前を思い返してみると、
バイオリズムが良くないような、なんとなく気分が晴れずに
モヤモヤしている時というのは、売れていて、キャッチーで、
分かりやすいビジネス書、とりわけ自己啓発書の類いが、
即効性があってよい。

意識高い系ではないが、一時的にメンタルを患う程度には
真面目に生きている、ふつうの会社員であるわたしが、
そういう本を手に取っている時というのは、ほぼ決まって
モヤモヤしている時でした。
(ただし、病的なレベルにモヤモヤした今回の私の場合、
活字なんて読んでられなかったのですが。)

なんだか自分にもできそう、とか前にもどこかで読んだ話と
同じだなとか、その程度の感想を持ちながらパラパラと読む。
だいたいの場合、大して多くのことを書いている訳ではなく、
同じ書籍の中でも繰り返しみたいになっているので、最後まで
読む必要はない。

脳みそが、自分にもできそう、とか、やった気になるという
錯覚を起こしているのか、やるぞ、っていう気持ちに一瞬なるのね。

結果、そういう本にその瞬間を救われて、なんとかやってきた。

そして最近、あまりそういう本を読みたいと思わない。
心の調子が悪くないってことだと理解している。

著者は日本人に限る。
外国の書籍の翻訳された日本語は、モヤモヤに拍車がかかる。
そういう本は、やる気に満ちた絶好調のときにトライした方がいい。


普通ってなんだよとか、メンタルを病むやつは普通じゃないとか、
そういうご意見はあるかもしれないけどね。