40代会社員の単身赴任生活

人生の折り返し点、シフトチェンジについて考える

育児について

blogのタイトルに「うつ」という言葉を含むが、
私はネクラではないし、楽観的であるし、能天気である。

育児についても楽観的で、あまり考えてもこなかったが、
休暇中に学校や幼稚園に足を運ぶ機会が何度かあり、
家庭訪問で担任の先生という人とも接してみて、
ぼんやりと考える時間があった。


Kindleでたまたま目にした「子どもの心のコーチング」をざっと読んだ。
ぼんやり思っていたことが言葉になっていたり、
なるほどと思うことがあったり。
自己啓発系のビジネス書のように、読んだ直後の私は
やる気になっているが、果たして実践できるのか。
数ヵ月後に再読したい。


ヘルプではなくサポート
できるまで待つ
親の不機嫌を子どもに押し付けない
小言・指示をやめる。脅迫的な言葉を使わない。
怒りそうになったら、深呼吸して、黙る。
親がこうしろと言う子どもにはならない。
子どもの問題解決に親の意見はいらない。
(話を聴いてやればいい)
親がやっているとおりの子どもになる。
自分の親の影響を受けている。


自身を振り返ると、父親のくせに(?)小言が多い。
私の母親がそうだった。四六時中、早くしなさい、
たくさん食べなさい、本を読みなさい、なとなど
言われて育った。
気がつけば私も同じことを言っている。

この本が進める方法はわかりやすい。
これだけでも実践したい。

早くしなさい → 早くできる時を待つ。
早くできたら、それを親が喜ぶ。

たくさん食べなさい → たくさん食べる時を待つ。
たくさん食べられたら、それを親が喜ぶ。

本を読みなさい → 本を読む時を待つ。
本を読んでいたら、それを親が喜ぶ。

という方法。褒めるではなく、喜ぶ。
これはなかなか難しそう。
偉いね、いい子だね、ではなく、パパ嬉しいな、ということ。
一歩誤ると、親に都合のいい行動を喜ぶような言動に
なりそう。子どもの成長を喜ぶような感じが良いのかな。
いくつか脳内でシミュレーションして、適切な語彙を
事前に選んでおかねば。


四六時中、小言を言われていた私は、いつも遅刻していたし、
食事の時間が嫌いだった。
さすがに就職してからは遅刻も(ほとんど)していないし、
30を過ぎてようやく食事の時間が楽しめる。
読書は、時々熱が上がってくるとまとめて読む感じ。
社会生活に支障はないが、もっと早く身についていたら、
と思うと少し残念だ。


さて、本で読んだような理想的な対応が、今日からできるかな。

子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方 (PHP文庫)

子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方 (PHP文庫)